
夢とは、誰もが必ず毎晩見ているものと言われています。しかし、その夢の多くは目覚めると同時に忘れてしまうのです。
しかし、時々「夢をはっきりと覚えている」という時があると思います。それは、あなたの深層意識があなたに何かを強く語りかけようとしているからなのです。
その内容は、「今のあなた」の状態を示していたり、これから起こり得る未来を予言していることもあるのです。時には、何らかの警告を発している事もあります。
「夢」とは深層意識からのメッセージなのです。
しかし、せっかく深層意識があなたに語りかけてくれても、その意味をきちんと正しく理解できなければ、何の意味もないのです。
そこで「夢占い」を利用します。
もしも、あなたがものすごく印象に残る夢を見たら、ぜひ夢占いをしてみるのもいいでしょう。
夢占いでは、夢の中に登場した印象的なものをシンボルとして夢を解釈します。解釈には、シンボルに対する一般的な知見や過去の経験則が用いられています。
ただし、夢を見た人がそのシンボルに対して一般の感覚とは異なる特殊な印象を抱いている場合は、一般的な解釈と異なる解釈が必要になる場合があるのです。
例えば、犬の夢は友情を暗示していますが、夢を見た人が犬に怖いという印象を持っている場合は、狼と解釈した方がしている場合もあります。
また、夢が物語のようになっていたり、夢を見ている時の状況を表していたり(トイレに行きたいときにトイレに行く夢を見るなど)する場合に登場するシンボルは、夢占いの対象ではないと考えられます。
夢のメカニズムは、不明確な部分が多くあり、研究対象となっています。夢を見る理由については現在のところ不明とされています。
夢を見るのは、浅い眠りのレム睡眠中とされていて、深い眠りのノンレム睡眠中は見ないと考えられています。
夢の存在意義を定めようとする説はいろいろありますが、
の二つが有力な説です。
夢の知覚は、人によってさまざまであります。同一の人物でも知覚する現象は千差万別です。しかし、睡眠時の肉体が感じている外的な知覚が夢に影響する事が知られています。
例えば、寝ている人の顔に短時間ハンカチを被せたところ、夢の中で顔に何かものを押し付けられた、という報告が複数あるのです。
夢の知覚には、性別や年齢によって傾向があるといわれてます。例えば、男性より女性の方が色が付いた夢を見やすい、ということがあるのです。視覚だけではなく、聴覚・触覚・味覚・嗅覚においても何らかの刺激を感じるといった報告もされています。
しかしながら、痛覚については、ほとんどの事例で感じないといわれています。
このように、感覚においても、人によってもさまざまであり、同一の人物でも時には感じないこともあるのです。
夢自体は、白黒映像として視覚のみ投射されていますが、それを知覚、認識する脳がこれまでの経験における適切な情報を付加していると言われています。これは、脳にはその所有者に対して都合の良いように処理をする性質によるものであり、覚醒時でも、とても色に敏感な人が白黒映画を見た際にも、あるはずのない色を感じるのと同様な情報操作が睡眠時に行われている、と考えらています。
夢には、時間軸が存在せず主観時間でのみ知覚していると、考えられています。これは、目が醒めた時点で記憶されている夢の多くは、覚醒前20分以内に見たものとされていますが、夢の中では実際の睡眠時間よりも長い、数時間〜数日に感じたというケースが多いことが挙げられています。
心理学では、夢を分析することで対象者の心理を知る、夢判断という研究がされています。
夢で未来を占う夢占いでは、夢は見た者の将来に対する希望・願望や、これから起こり得る危機を知らせるもの、と考えられているのです。
また、夢の中で起きた現象がそのまま実現するものを予知夢と呼び、可能性がある夢を詳細に検討する場合があります。
夢の分析については、ジークムント・フロイトの研究が有名で、夢の中の物事を何かを象徴するものとして位置付けられています。しかし、フロイトが述べた事例は、現在、夢占いや夢判断に使用されているものとは異なります。